ヘリコニア・ロストラタ
2010-01-06



禺画像]

シンガポールにて

シンガポールの公園を訪れた際に撮ったヘリコニア・ロストラタです。オウムのクチバシのように見えるのは私だけではないでしょう。英名では Lobster claw というらしいので、直訳するとロブスターの鉤(かぎ)爪ですから蕾の形から名づけられたのだと思います。

花がとても大きいので花茎全体が重くなるせいか下垂して咲きます。小型のヘリコニアでは花茎が直立したまま開花する種類が多く花も小形なので一見すると同じ種類の植物とは思えません。

オレンジと黄色に映るのは花弁ではなく苞(ほう)といい、葉が変化したものでに本当の花は苞の中にあります。バナナや芭蕉の仲間で中南米原産の大型になる植物です。このような花を自宅で育てることは夢の中の夢です。

今日は久々にわが家から遠く離れた場所にある花を紹介させていただきました。
(シンガポール国立ラン園にて 撮影:2005年7月)

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[花]
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